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カンボジア列車旅行つづき

ものすごい前につづく…。としておきながら全く手をつけるのをわすれておりました、
カンボジア列車のお話をさせていただきます。

こないだの文章を少し抜粋。

さっそく電車の切符をかい乗り込んでみるとものすごい人ひと人!しかも現地のひとばかり。
観光客は見たところゼロ。席は空いてない。
半泣きになりながら席を探す私。その通路の床は穴が空き下の線路が見えるではないか!

とにかく周りはみな現地人。観光客の私に興味津々。
痛いほどの視線を感じながら列車は走り出したのでした。…つづく

走り出したのですが、おそろしいほどスピードが出ない。
チャリでもこれより速く走るのでは?というぐらい遅い。目的地までは距離にして、
200キロほどだっただろうか。日本なら3時間もあれば付く距離(電車で)
さてさていつになるやら…ナーンてのんきに考えてたら、
突然止まった。何の予告もなく止まった。
そしてそこからいっこうに動かなくなった。
私の腹時計から換算しても小1時間はたっただろうか。
まだ全く動く気配はない。
でもなんでかわからない、乗客もあわただしく騒ぎだした。(何?何?)
周りを見渡しても言葉がわからない。
かろうじてつたない英語を話す坊さんがいたので聞いてみると、
「ファイヤー。ファイヤー。」という返事とファイヤーと火のついたジェスチャー。
え…。ファイヤー→火→爆発?→地雷???

とさらに不安になった私。そんな中尿意がやってきてしまった。
でもトイレは中にはない。外もファイアーが怖くて出たくない。でもみんな
平気でその辺で用を足している。女の人もすぐその辺で…。
またも泣きそうになりながら坊さんに懇願。そしたら近くの家の人に借りてくれた。
ありがとう坊さん。ていうかタイでは坊さんと女の人はしゃべっちゃいけないんだけど、
おんなじカッコしてるけどいいのかな?なんて思ったのは後の話。

2時間はストップしていただろうか。結局本当の理由はわからぬまま、
何事もなかったようにまた列車は走り出した。
まだ走り出して1時間もたってなかったからそう先は長いはず。気が遠くなる。

またしても後から知った話だが、ガイドブックなんか見ると
カンボジアは今でもテロとかがあって線路に地雷を埋め込んだりしてるそうだから、
危険!と書いてあった…。
あのファイヤーはその関連?知らぬが仏とはこのことだ。

乗客は興味津々で私を見ている。遠慮のない視線。黒い顔からぎょろっとした目玉が
こちらをみている。
目を合わせるとニッとわらう。(こえーよこえーよ)と心の中で叫ぶ。
気がつくと隣の席の怖いおっちゃんの足は…ない。
そうここはカンボジア。地雷の被害をもろに受けたのだろう。そんな人たちがよく見かけられる。

だれか近づいてきた、ちょっと悪そうな少年グループだ。
身構える私に「ほらっ。」と干し肉のような食物を差し出す少年。
そしてはにかんだ笑顔。ずっと何も食べてない私に食料をめぐんでくれたのだ。
(えーなんだいいやつじゃーん。これじゃあ物乞いはとなりのおばちゃんじゃなくて私だよお〜)
なんておもいながら むしゃむしゃ食べる。

そうみんな見た目は怖いけどほんとはとてもいい人たちなのだ。
人は見かけに寄らないというがほんとうだ。
みんなやさしかった。
すごい列車だったけど、そんなことがわかってよかったのかもしれない。
乗らなければわからなかった。普通のカンボジアの現実。


そうこうして私の列車の旅は11時間ほども続いたのでした…。
おしりがいたすぎてでも逃げ場がないという過酷な状況でした。
でも貴重な体験をさせてもらいましたとさ。

旅の魅力はそれに尽きますね。
長くなってしまいました。
ここまで読んでくれた皆様ありがとうございます。

1
写真は隣の席の足のなかったおっちゃん。ちゃっかり写真とらしてもらいました。

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