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私の旅の思いで 2

今日は前の「旅の思いで〜カンボジア列車〜」のつづきです。

私の不安な思いをのせて列車は走り出しました。
ん?いつまでもスピードが上がらない。
えっ!もしかしてこれが標準スピード?と思わず疑うようなロースピード。
それはたとえて言うならば、チャリ、そうママチャリで走ったのと同じぐらいのスピード。
これでは首都プノンペンにいつ着くことやら…。
しかし!追い打ちをかけるように急に列車がストップ。でも言葉が分からないから、なぜ止まったのか分からない。まあしばらくしたら動き出すだろうと思ったのに、いつまで経っても動かない。
えーとおもいあたりをきょろきょろする私。横のおばさんは相変わらず私に物乞いってる。無視。
前に坊さんらしき人が座っていて、かろうじて英語が話せるらしく、ゼスチャーで「どうしたんだ!」
ときいてみると、乏しい英語力からか、それとも真実なのか、「ファイヤー、ファイヤー」といって
爆発のゼスチャーをする。
あとから本を見て分かったのだが、カンボジアでは今でも地雷が爆発することがあり、列車もよく止まる
らしい。あーだから床に穴が〜なーんてのんきな反応はできなかった。

とにかくファイヤーなのだ。ファイヤーの割にみんな逃げないナーと思っていたが、そうこうするうちに
こんどはトイレに行きたくなってきた。みんなは外でところかまわずしているが、私はそうはいかない。
おまけにどこでファイヤーが起こるかも分からないのにこわくてできない。
うろうろしていると坊さんが民家のトイレに連れて行ってくれた。ありがたや。

それから2時間ばかりいや3時間ばかり過ぎただろうか。列車はやっと歩み始めた。
あーたどりつけるのかプノンペン。
しかも座席はさびれた公園のベンチ並にかたく、後ろの座席と繋がっている上、壊れているので、ぐらぐらぐらぐらシーソーのように動く。あーけつがいたいいたすぎる。

もうぞれはジゴグの旅だった。何度となくもう二度とカンボジアの列車には乗らないと固く誓った。

やっとプノンペンについたのだが、それは実に出発してから、14時間後、しかも距離で言うと
たったの2、300キロなのだ!おそるべしカンボジア。

しかーしいいことも少しだけあった。
みな現地人だったため、最初はぎらぎらした目でおそろしかったが、
みなが私の行動に気をくばっていたため、ものすごくやさしかった。ごはんはいらないというのに、
どんどんくえくえと渡された。
もう二度としたくないけど、二度と出会えない光景だったと思う。Sany0001
Sany0002

私の席の通路はさんだ隣に座っていたオッちゃん。と、列車が止まるとわらわらとよってきた
物売りの子達。
オッさんは片脚がない。きっと地雷でとばされたのだろう。
最初ものすごいこわかったが(顔が)、いい人だとわかった。

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コメント

13日担当のぶんぶです。(笑)
ブログ始めたって聞いたから来てみたよ

いつもいつもうちのチビが店内を荒らしてごめん。
懲りずに行くけど・・・(^^;

しかし はっちの話はいつも衝撃的で素晴らしい!!

考えてみると倉吉から京都くらいの距離でしょ? 
それに14時間は費やせんな・・・普通・・・・

投稿: ぶんぶ | 2007年3月 8日 (木) 22時50分

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